今回はプラモデルの紹介
ハセガワから発売されている1/48サイズの零式戦闘機、通称「ゼロ戦」です。
私はゼロ戦が大好きで、撃墜王が搭乗した色々な型式の機体を作りました。
今回からご紹介するゼロ戦は、今から十数年前に作成したもので、ちょっと古いものですのでご了承ください。
最近はカメラに夢中で、全くプラモデルは作成していません。
道具もほこりをかぶらないようになおし込んでいます。
趣味は長いことやっていると、作成するモチベーションが下がってしまいます。
まあ所詮は趣味でやっていることなので無理に作らず、作りたくなったらまた道具を引っ張り出そうと考えています。
それでは始めます。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
最初にご紹介するのは、零式艦上戦闘機11型
第12航空隊に所属した機体です。
この写真は、大空のサムライと呼ばれる日本海軍が誇る撃墜王坂井三郎氏が撮影したといわれるゼロ戦11型。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
ゼロ戦11型は、昭和15年7月、正式採用をされる前に中国戦線の漢口基地に配備され、主に爆撃機の護衛任務に就きます。
昭和15年9月13日に重慶上空で実戦デビュー
その時、中華民国軍機のI-15、I-16計34機を撃墜し、日本側の零戦13機が無損失という伝説的戦果を残しています。
当時この機体を駆って活躍してのは鈴木大尉。
1942年には、鈴木大尉が率いる第202海軍航空隊が、ポートダーウィン空襲の帰路、イギリスのスピットファイア33機と遭遇し、味方損失無しで相手13機を撃墜しています。
写真左側が鈴木大尉 出典 ウェキペディア
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
坂井三郎氏が撮影した写真を見てもわかるとおり、機体前部と後部の色が違います。
この機体を作成した当時、模型を作る人達の間でゼロ戦の「色」が論争になっていました。
それまではゼロ戦の色の定番は「明灰白色」
明るい青みがかった灰色で、映画に出てくるゼロ戦はみんなこの色をしていました。
ところが、研究者の1人が「ゼロ戦は塩害を防ぐため灰色の上にワニスが塗られ、飴色だった。」と提唱し、研究者の間で「零戦飴色論争」が繰り広げられました。
当時、映画の「トラトラトラ」や「ファイナルカウントダウン」を見て、ゼロ戦は灰色ということに何の疑いも持っていなかった私は、零戦は飴色との当時の論争に大きなショックを受けました。
りんごは青かったといわれるほどショックだったんですよね~
今は、この論争、どう決着したのかは知りません。
この11型は前部を「飴色」、後部を「明灰白色」で塗装しています。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
尾翼に印された28個の撃墜マークが誇らしいです。
撃墜王が搭乗した各タイプの零戦。
11型~52型まで作っていますので、たまに紹介していきたいと思います。
よかったら見てくださいね (*´∇`)
↓
映画「ファイナルカウントダウン」の動画です。
F-14トムキャットにゼロ戦が撃墜されるとき、妙に悔しかったのを覚えています。
この映画を見て、ゼロ戦は明灰白色とのイメージが焼きつきました。
同時に、F-14トムキャットに描かれた部隊マーク、ジョリー・ロジャースをカッコいい!と感動したのもこの映画でした。