有給休暇をいただいて、嫁さんとドライブしてきました。
まだ、アクセラが納車されたばかりで、時間さえあれば運転したくなります。
行き先は島原半島。
島原は、雲仙普賢岳や雲仙温泉、島原の乱で全国的にも知られているのかな?
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
まずは、雲仙普賢岳を間近で見ることができる「仁田峠」を目指します。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
途中、雲仙温泉街を通りますが、温泉街のそばに「おしどりの池」と名づけられた、周囲2.7km、面積25haのダム湖があります。
緑色の湖面と一角にある旅館がいい感じだったので、車を停めて写真撮影。
天気はあいにくの曇り空です。
仁田峠を登る途中は、まるで雲の中を走っているようでした。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
本来であれば、アクセラの先に雄大な雲仙普賢岳がそびえているはずなんですが、真っ白で何も見えません (´エ`;)
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
山の斜面を雲がすごい速さで登っていきます。
うーん、何だか「天空の城ラピュタ」にいる感じ。
いつも嫁さんから滅びの呪文「バルス」を唱えられている私です。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
今回のドライブの目的は、雲仙普賢岳ではなく、アクセラを運転すること。
山が見えなくてもアクセラを運転できるだけで楽しい~♪
昼飯は、南島原市にある「鶏の白石」でから揚げ定食を食べました。
島原半島をドライブするときの鉄板です。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
途中、島原の乱の激戦地「原城跡」に寄りました。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
原城の本丸跡
島原の乱後、幕府によって徹底的に破壊されましたが、まだ石垣の下のほうは残っていて、城の面影を残しています。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
1637年、うち続く大飢饉と厳しい年貢の取り立て、そしてキリシタンへの厳しい弾圧。これに絶えかねた民衆は、天草四郎を総大将に一揆を起こしました。
老若男女3万7千人余りの一揆軍は、12万5千の幕府軍を相手に原城へ立てこもり、3ヶ月の激闘の後、ついに玉砕しました。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
本丸に残る石垣の跡。
ここをよじ登る幕府軍の兵に一揆軍が石を投げる様子の絵図が残っています。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
本丸跡から見る有明海。
天気がよければ対岸に熊本県が見えます。
378年前、この海からポルトガル旗を掲げた外国船が原城に艦砲射撃を行い、周囲を12万の幕府軍が取り囲む地獄のような光景が広がっていたはずです。
原城には1万4000人の戦闘員と1万3000人の女性・子供が篭城していました。
わずか16歳で一揆軍3万7000人の総大将を務めた天草四郎は、幕府軍に包囲される中、この海を見ながら何を思ったのだろうと感慨深くなりました。
また、原城に立てこもった一揆軍は飢えに苦しみ、最後はこの地で全滅したといいます。
から揚げを食べて腹いっぱいの私が、こんな神聖な場所で撮影してもいいんだろうかと、ちょっと複雑な気持ちになりました。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
さてさて、原城を見学した後は、島原半島を有明海側から日本海側にぐるっと回って帰ることにしました。
有明海と日本海はまったく海の色が違います。
日本海は深い青
愛車アクセラは深い赤^^
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
ドライブの最後は、千々石展望台に寄り、名物「じゃがちゃん」を食べました。
長崎はじゃがいもの生産量日本第二位!!
じゃがいもの名産地です。
「じゃがちゃん」は、柔らかく蒸したじゃがいもに、ちょっと甘めの衣をつけて揚げた一品。
最高ですよ~♪
現在、アクセラはコートに出しています。
早く帰ってこないかなぁ