今回は、ながさきみなとまつり2015の花火を長崎が一望できる稲佐山から撮影した話。
ながさきみなとまつりは、7月25日(土)と26日(日)の二日間開催予定でしたが、台風の影響で26日が中止。
かねがね稲佐山から花火を撮影してみたいと考えていたので、チャンスは25日の1日だけ。
午後2時ごろ自宅を出発し、稲佐山に向かいます。
相棒アクセラを稲佐山中腹の駐車場に駐車し、最初は歩いて山頂に向かおうと思っていましたが、気温は36度・・・
山頂まで徒歩15分と書かれた看板
この気温で歩くと死んでしまうと考えていたときに、たまたま通りかかったタクシーに乗ってしまいました(‐∀‐;;
初めて稲佐山に陣取るので、早目の行動
タクシーの運転手さんから、「えー!?花火まであと5時間もありますよ」と呆れられました。
暑いのによくやるな~みたいな感じです。
「た・・・確かに」と思いましたが、いい写真を撮りたいなら相応の努力は必要。
労なくチャンスをモノにしようとするのは、むしのいい話。
初めての場所ならなおさらです。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
稲佐山山頂にある展望台に到着
2名の方が先に陣取っていました。
稲佐山は、長崎市のラウンドマーク的な存在
長崎市内のどこからも稲佐山は見えます。
長崎は、平地は少ないので、山の斜面に家々がビッシリと建っているのが面白い。
この日は、とてもいい天気
写真左奥には雲仙普賢岳も見えます。
先に陣取っていた方に聞いた話では、豪華客船「飛鳥Ⅱ」も入港予定だったとのこと。
しかし、台風の影響なのか入港しないとか。
うーん、残念。
撮影 NIKON D610 + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)
長崎は、造船が主要産業
三菱重工長崎造船所が見え、豪華客船が建造される横で、護衛艦が整備を受けています。
護衛艦はむらさめ型の「きりさめ」
三菱重工長崎造船所では、かつて戦艦「武蔵」が建造されました。
撮影 NIKON D610 + TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)
先般、世界遺産に登録されたジャイアント・カンチレバークレーンも見えます。
このクレーンは、日本に初めて設置された最新式電動クレーンです。
英国アップルビー社で製造され、1909(明治42)年に竣工しました。
明治から現在まで現役というのが凄いです。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
そして、もうひとつの世界遺産
写真に写っている橋が伊王島大橋
その奥に見える島が高島
さらにその奥に映っている2つの小さな島のうち、奥にある島が世界遺産「軍艦島」です。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
日が落ちようとしています。
タクシーの運転手さんから、「えー!?花火まであと5時間もありますよ」と驚かれたときは、正直怯みました。
しかし、実際に陣取ってみると、展望台は市街地よりも気温が低く、風もあり、とてもすごしやすい。
空港のフェンスべたに陣取るのに比べるとトイレもあるし快適そのものです。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
入道雲が強い風に流されています。
すっかり夏になりました。
ヒグラシが鳴いています。
撮影 NIKON D610 + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
夕日が落ちるときの空の色のコントラストが大好きです。
水平線に太陽が沈むのか思っていると、そこには五島列島がありました。
なので太陽は水平線ではなく地平線に沈みました。
いよいよ花火まで1時間を切りました。
買ったばかりの三脚に愛機D610がスタンバイします。
三脚買ってよかったな~なんてニマニマしながら、打ち上げを待ちます ('v')
長くなるので、次回に続きます。
お題の花火は次回で~す。