長崎空港の花文字山に咲く「つつじ」が満開で、離陸する飛行機とのコラボを狙った話。
前回お伝えしたとおり、成功したのはB737とのコラボだけ。
条件が揃わないと成功しません。
実はこの日、一番狙っていたのは「B787」と花文字山の「つつじ」のコラボでした。
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
タキシングするJALのB767。
天気は曇りでときより小雨が降ります。
長崎空港は、天気が崩れるときは南よりの風になるのか、RWY14からの離発着が多い。
本当は真っ青な空の下で「つつじ」とのコラボを狙いたいのですが、「天気がいい日」、「RWY14からの離陸」、「つつじが満開」、「低い離陸」とこれだけの条件が揃ってコラボ完成というのは、私の感覚では「惑星直列」並みの確立です。
ちょっと言いすぎかな (`-д-;)
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撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
お目当てのB787が長崎空港に到着しました。
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
うーん、やっぱりB787は格別にカッコいい。
昨年末から長崎空港にも飛来するようになりましたが、うれしい限りです。
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
B787が翼のスポイラーを上げた状態で正面を向きました。
この状態で正面から見たのは初めて。
複雑な翼の構造がよくわかります。
ほんと独特の形と反りですよね~。
787型機の主翼は、重さは鉄の4分の1、強度は10倍、弾力があって錆びることもないという理想的な構造材料・炭素繊維複合素材でできています。
現在、ボーイング社に炭素繊維複合素材を独占的に供給しているのが炭素繊維シェア世界一の「東レ」です。
あのしなやかで独特の反りを持った翼が、日本のメーカーの技術に支えられていると思うと何だか誇らしい。
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この日は、久しぶりに展望デッキで師匠にお会いしました。
B787が離陸するまで師匠と話をして、色々と情報を教えていただき、楽しい時間を過ごしました。
そして、いよいよ離陸の時間。
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
花文字山のつつじをバックにプッシュバックされるB787。
うまくつつじと絡んでくれよ~と願いながら撮影。
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
精悍な横顔。
惚れ惚れするなぁ~
B787は、RWY14に向けゆっくりとタキシングを開始。
うまく滑走路を一杯に使って低く離陸してくれれば、翼をしならせて悠々と離陸するB787と花文字山の満開のつつじをコラボさせることが出来ます。
今日を逃せば、来年まで待たないといけないかも。
ひょっとすると来年はチャンスがないかもしれない。
色々と考えると緊張してきます。
カメラの設定を何度も確認。
そして、いよいよ離陸。
ところが・・・・
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
花文字山のだいぶ手前で離陸を開始!
あちゃーと言いながらシャッターを切りました。
ガッカリと驚きで、翼の一部がフレームアウトしてしまいました (´д`ι)
撮影 NIKON D610 +TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
花文字山のはるか上空を通過!
コラボかなわず・・・残念!
撮影後、師匠と顔を見合わせてお互いに思わず苦笑い。
まあ、そんなにうまくいくはずもありません。
だから、また空港に脚を運んでしまうんですよね~。
またチャンスがあったら狙います ( ´∀`)