プラモデルの撮影は、難しい。
知識がないので、余計に難しい。
プラモ雑誌をいつもさりげなく見ているけど、作例を作った人はもちろん、それを撮影している人もサラッと凄いと思います。
どうやったら、あんなに手前から奥までピントが合っている写真が撮れるのか・・・
私が普段使っているSILKYPIXのRAW現像ソフトが、今年2月にバージョンアップしました。
SILKYPIX Developer Studio Pro10
Pro9からのバージョンアップです。
SILKYPIX Developer Studio Pro10には、「被写体深度合成」の機能がついています。
一方、私の愛機ニコンD850には、ピント位置を変えながら自動的に連続撮影を行うフォーカスシフト撮影機能があります。
前々からやってみたかったD850のフォーカスシフト
フォーカスシフトで撮影した写真を、 Developer Studio Pro10の被写体深度合成で現像するとどうなるか・・・・
さっそく、やってみました(^ω^)
今回の撮影対象は、
航空自衛隊 F-2
ハセガワ 1/48
です。
チョイスしたデカールは「黒豹」
まだ、築城に異動してくる前に作成したもの・・・このキットも随分前に作成したものです。
Nikon D500
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
築城基地航空祭の予行で撮影したF-2
飛行機の正面からのアングルが大好きです。
今回、こんな感じでキットを撮影したい。
さっそくD850のフォーカスシフトで撮影開始
出典 ニコンホームページ
フォーカスシフト時の画面はこんな感じ
撮影回数とステップ幅などを選べます。
あんまり多く撮影しても、後で合成するのが大変
Nikon D850
TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 USD
まずは手前のピトー管にピントを合わせて撮影開始
奥に向かってピントが合っていきます。
Nikon D850
TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 USD
キャノピーあたりに、ピントが合ってきました。
まだまだ序盤
単焦点マクロで撮影しているので、絞っても結構ボケます。
Nikon D850
TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 USD
前脚付近にピントが合っています。
フォーカスシフトで撮影するときは、サイレントにしないと結構被写体が動きます。
シャッターの振動を結構拾うみたいです。
テクニックのない私は、何気にプラモ撮影はコンデジが最強なのでは・・・と思っています。
ちなみにこちらは、ニコンA900で撮影したのはこちら↓
Nikon A900
そして、SILKYPIX Developer Studio Pro10で合成したのがこちら↓
Nikon D850
TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 USD
SILKYPIX Developer Studio Pro10 被写体深度合成
実機との比較
雰囲気はとってもいい感じ。
全くソフトに頼りきりの合成撮って出しです。
いろいろとゴーストみたいな物が写っているので、調整が必要なのかなぁ
それと、合成には結構時間がかかりました。
まー、合成ボタンを押すと後は何もすることがなく、SILKYPIXの作業をボーと見守るだけです。
細かいところは、初めての挑戦だったので、これからです。
SILKYPIXに新たな機能が付加されたので、嬉しくて何も調べずにやってみました。
今回、たくさんF-2のキットを撮影したので、次回紹介させていただきます(^^)