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ポン吉さんの趣味日誌

好きなことを徒然なるままに・・・

人との別れでなく飛行機との別れで涙したことありますか? THANKS JUMBO ラストフライト 花文字山から「ありがとう」 プロローグ編

みなさん、ジャンボジェットをご存知ですか? 

飛行機に興味のない方でも、その名はご存知のことでしょう。

ボーイング747

航空機による安価な大量輸送を実現し、それまで一般庶民にとって高嶺の花であった航空旅行を可能にした画期的な飛行機

 

みんなに愛されたジャンボも、2014年3月に国内の航空会社から姿を消しました。

 

ANAはジャンボを退役させる前に、かつて就航していた路線にフライトさせる「里帰りフライト」を企画

 

そして、われらが長崎空港に帰ってきました。

 

 

今回から、数回のシリーズに分けて、長崎空港での里帰りフライトの様子をお伝えします。

 

涙、涙のお話です 。゚(゚´Д`゚)゚。  たぶん

(一回では書ききれないので・・・仕事帰りに書ききる自信もないので・・・数回に分けます。よかったら読んでください(^0-)-☆)

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里帰りフライトがアナウンスされたのは8月下旬

長崎空港へのラストフライトは12月8日(日)と早くから決定していました。

 

絶対に行くぞと心に決め、あとはどこから撮影するか考えていました。

 

先般、空の日でお話した私のエアライン撮影の師匠に空港で出会い、

   「12月8日は空港来ますか?」

とお聞きすると、

   「私、乗ります。」

との返事。つまり里帰りフライトのジャンボに乗るとのこと。

やはり、私のような駆け出しとは「志」が違います。

 

みんなそれぞれ、お別れの仕方を考えている。

 

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そんな中、上司からANAが新聞に広告を出して、花文字山側からラストフライトを見送る人を募集していることを教えてもらいました。

募集したところ見事当選!

 

同僚と一緒に当日空港へ!

しかも、普段入れない花文字山側へ!

持つべきものは、部下の趣味をよく理解する上司!

ありがとうございました (*´ω`*)

 

そして、12月8日

いよいよ運命の日

ジャンボとお別れする日がやってきました。

 

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出展:長崎空港ホームページ

 私が陣取ったのは、この赤い星の位置

花文字山側の絶好の場所

 

ここで専門的な話をほんのちょっと

この黄色で書いた

    RWY14 (ランウェイ14)

    RWY32 (ランウェイ32)

は、それぞれ飛行機が進入してくる方向

飛行機は揚力を得るため、風上に向かって離陸・着陸をします。

 

場所と飛行機が進入してくる方向で、離陸・着陸が撮影できるか決まる。

何時間も粘って、突然のランウェイ変更に泣かされるというのは、この世界では日常茶飯事

それだけ飛行機が進入してくる方向は超重要なのです。

この話、後で重要なので覚えていてくださいね。

 

さてさて、話の続き

飛来するジャンボは、ANA661便

東京羽田を出発して、10時20分に長崎空港に到着予定

 

この日の天気は最高

しかし、先ほどお話した ” ランウェイ ” がコロコロ変わる日

着陸を撮影できるか気が気でない

ランウェイが変わるたびに一喜一憂していました。

 

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そして、ジャンボが到着する直前に離陸する便が、無情にも機首をRWY14方向へ

つまり、この便はRWY14から離陸するということ

ということは、その後着陸するジャンボはRWY14から着陸してくるということ

ということは、着陸地点が遠すぎる

つまり着陸する場面の撮影は絶望的ということ・・・・

 

私も含め、私の周りにいる大勢の方からため息が・・・

 

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 そして、とうとうジャンボが、RWY14方向に姿を現しました。

乗客を乗せ、定期便として飛来するジャンボが、私達の都合に合わせRWY32から着陸してくれるはずもなく・・・

 

と思っていると

 

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 撮影:ニコンD7000 + タムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005) トリミング

 

ジャンボは、RWY14から着陸することなく、長崎空港上空を悠々とフライパス

RWY32方向へ!

 

空港上空のフライパス!

こんな光景見たことない

会場は異様な興奮に色めき立ちます。

 

レンズというレンズが高射砲のように天を向き、ジャンボの行方を追いました。

 

ジャンボ、やっぱええなぁ~

と会場の誰かが名残惜しそうに話をしています。

私もそう思いました。

 

ジャンボは、その後いったん姿を消し、航空無線が入ります。

 

航空無線での通話は会話というより、航空用語の単語を英語で無機質に並べたもの

聞き間違い等で事故がないように、非常に決まりきって淡々としています。

 

この日はいつもと違う 

優しい言葉のやり取りが入っていました。

ジャンボに対し、管制官がにRWY32からの着陸許可を英語で出した後、日本語で

     「おかえりなさい」

と一言。

 ジャンボは、着陸許可を復唱し

     「ただいま戻りました。」

と応答

 

フライパスで心を打ち抜かれていたところ、この一撃で、おっさん、瞳がボワッと涙で覆われてしまい、ファインダーをのぞいても、にじんでピントが合っているかわからなくなりました  。゚( ゚இ‸இ゚+)゚。

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撮影:ニコンD7000 + タムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005) トリミング

そうこうするうちにジャンボが近づいてくる。

早よ乾け瞳!

                              続く